東京・世田谷区で同性カップルが婚姻届を一斉提出 なぜ?

社会

結婚を求める同性カップル3組が2月7日、東京・世田谷区で一斉に婚姻届けを提出した。世田谷区役所北沢総合支所には、この3組と書類の都合上この日に婚姻届を出せなかった男性カップル1組、合計4組が集まり、一斉提出をした理由と思いを語った。

引用元記事:https://www.huffingtonpost.jp/2019/02/09/setagaya-samesex-merriage-paper_a_23665379/

4組はいずれも、世田谷区で同性カップルの権利平等を区に働きかける団体「世田谷DPR(ドメスティック・パートナーシップ・レジストリー)」のメンバーであり、同性カップルの存在を地域で見える形にして公的な承認や権利の平等を手に入れる活動をしている。

西川麻実さんと小野春さんは、それぞれかつての婚姻で産んだ子供3人とともに、5人家族として世田谷区で暮らしているそう。

「同性のパートナーとは結婚することができず、そのために共同親権を持つことはおろか、同性パートナーやパートナーとの子供との関係性を証明する手立てもありません。パートナーが私の子供を入院手続きをしようとしたところ、断られるなどの困難がありました」

と話す小野さん。LGBTの家族では、法的に不便・不利な点があるとのこと。そしてそのことは周囲からは見えにくい。

今回小野さんらが、不受理となることを承知のうえで婚姻届けを一斉提出したのは、そういった同性カップルの声を広く知ってもらうためだという。

 

日本では同性婚は政府によって認められていない

日本では同性の婚姻は憲法や法律で禁止されてはいない。だが、自治体は婚姻届を受理をしない。

日本政府は2018年に国会で「同性婚は認められておらず、同性婚をしようとする者の婚姻の届け出を受理することはできない」と答弁している。つまり、異性同士の婚姻のみを法的に認めるという立場だ。

 

 

憲法が求める婚姻の平等

同性が結婚できないのは憲法が定める「法の下の平等」に反するなどと訴える集団訴訟が2月に始まる。「結婚の自由をすべての人に」と訴える弁護団は、憲法14条は次のように結婚について「法の下の平等」を定めていると主張している。

引用元記事:https://www.buzzfeed.com/jp/daisukefuruta/marriage-equality-japan

すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

憲法13条は次のように「自由及び幸福追求の権利」を保証している。

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

これらから考えると、同性婚を認めないのは「法の下の平等」に反し、「婚姻の自由」を侵害していると弁護団は主張する。

また、憲法24条は以下のように定めている。

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

これについて「両性の合意」とあるからには、男女の婚姻以外は認められないと主張する人がいる。確かに、両性という言葉は一般的に男女を連想させる。

しかし、弁護団はこの条文について、明治憲法下の旧民法においては親の同意が必要だったことに対して「当事者間の意思決定に委ねられるべきだ」という趣旨であり、むしろ同性の婚姻を認めないのはおかしいと指摘する。

この弁護団の解釈は憲法学者にも支持されている。

首都大学東京の木村草太教授(憲法学)も、憲法24条は「カップルが自分の意思で結婚できること」を意図していると考えるのが憲法学の通説だと解説する。

世界で広がる同性の婚姻の法制化

世界では、同性による法的な婚姻(いわゆる同性婚)は2001年にオランダで認められて以降、欧米を中心に広がっている。アジアにおいても、台湾やタイで法制化への動きが進んでいる。

同性の婚姻を求める世界的なムーブメントのもと、同性婚(Same sex marriage)ではなく、結婚の平等(Marriage equality)という言葉が広がっている。

 

同性婚 法律で認めるべき?

同性婚を求める当事者や賛同者の意見としては、概ね以下のようなものが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

LGBTに対する差別、行政サービスを受けられない不平等、相続の不便など様々な問題を解決するためにも、同性婚を法律で認めるべき。同性カップルが周囲に迷惑をかけてるわけではないはず。

 

これに対する反対意見としては(ウザイ、キモイなどの感情的意見は除外すると)以下のようなものが多いです。

また、以下の個人ブログでは、「ゲイだけど、同性婚にちょっぴり反対するわけ。」というタイトルで同性愛の当事者として同性婚を反対する意見もあります。

ゲイだけど、同性婚にちょっぴり反対するわけ。|ライ麦畑のがけ近く
車のない夜中でも横断歩道の赤信号を守る系の人間です。みんなすばるです。 今回は、ぼくが同性婚にちょっぴり反対している、と

しかし内容としては、「結婚式をあげるな」「カップルにもなるな」という話ではなく、「何かしらの関係を、国が財政で支援する」ことに反対。「国は中立的であるべきだ」と思っているから。とのこと。

その他には、同性婚を認めること自体ではなく、それに関連して発生する問題に警告を呼び掛ける声もあります。例えば、2015年に同性婚を認めたアメリカでは、その直後に「一夫多妻制を求める婚姻届けの提出が相次いだ」という情報があります。同性婚がアリなら何でもアリだろという考えですね。こういったことを危惧する声はあるようです。

 

まとめると、、、

結婚を国が認可する制度自体に反対。

同性婚を認めると一夫多妻制なんかも認めることになるぞ。

あなたの意見はどっち?

 

 

 

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