五輪渋滞 「首都高値上げが最も現実的」ってホント?

社会

東京オリンピック・パラリンピックの交通輸送計画をめぐり、競技会場が集中する都心部で、首都高速道路の値上げを検討していることがわかった。

首都高の安直な料金値上げに反発の声も 東京五輪中の問題点 - ライブドアニュース
東京五輪期間中の渋滞緩和策で、首都高の料金値上げが提案された。最も現実的な提案との指摘もあるが、安直な料金値上げには反発が予想される。専門家は「国民の理解をどう得ていくかを考えなくてはならない」と語った

都や組織委などは各企業や運輸業界に時差出勤や配送時間の変更などの協力を要請。全体の交通量を抑制し、分散する「交通需要マネジメント」(TDM)を実施し、全体の交通量を平日から15%削減する計画だったが、検証の結果、首都高ではTDMの効きが悪いことが判明した。

⇒時差出勤なんて実際に実施する企業はそこまで多いわけじゃないし、あくまで時間をズラしてるだけなのでトータルの交通量は変わらないでしょ。流通業の配送時間は各種業務の効率化を考慮されて設計されてるものなのに、それを簡単に変更しろなんて、流通業をナメてるとしか思えない。そもそもこれだけでも批判されることは目に見えてるし、効果的が出るとはとても思えない。

 

選手村から新国立競技場までの移動時間は、五輪招致段階に想定した10分から五輪では30分、パラリンピックでは40分かかることも分かった。

このため、関係団体や輸送対策の専門家が集まった6日の交通輸送技術検討会では、追加施策が必要との認識で一致。(1)ロードプライシング(2)ナンバープレートの末尾数字に応じた流入規制(3)複数人員が乗車する車両の専用レーン設置-の3案が提示された。今後、国と首都高側がさまざまなパターンを想定してシミュレーションを行い、どの案が適切かを検討していくことにした。

検討会のメンバーの交通対策専門家の一人は取材に、ナンバー規制や専用レーン設置の方法は「(通行車両の)確認を行う作業があり、現実的ではない」と指摘。ロードプライシング案の採用を推している。

他の会合出席者もロードプライシングについて、自動料金収受システム(ETC)の機器が区間に設置されていることから「最も対応が簡単だ」と説明。一部で現行の料金の500~3千円の上乗せ案が浮上しているが、「ルートや時間などで料金を上げ下げする必要がある」と語り、夜間帯は逆に値下げする可能性があることを示唆した。

⇒「夜間帯は逆に値下げ」って、あたかもそれでバランスを取れますよみたいな言い方だけど、移動需要が多いのは昼であって、夜間値下げされても恩恵は少ないことは明らか。実際はほぼ単純な値上げになる。

 

↓オリンピック会場マップ(公式HPより)

オリンピック会場は首都圏に広く分布していて、首都高だけ値上げしても今度は一般道が混雑することも明らか。効果的とは思えない。

そしてなんといっても東京五輪では運営費用の膨張が問題になっているので、「これもただの資金集めでは?」と勘繰りたくもなる。

そもそも五輪は経済活動活性化のために誘致しているのであって、企業の足かせになってどうすんの?無理に誘致する必要あった?という根本的な批判もしたくなる。

まあ運営側としても、単純値上げでは批判されるのは目に見えているのだろうけど、それくらいしか思い浮かばない、実質お手上げなんだろうな。

 

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