大阪市営地下鉄の男性運転士二人が、職員規律の厳格化でひげが禁じられたが従わなかったため、人事評価を下げられたという。これに対して二人は、人格権に違反するとして市を提訴した結果、大阪地裁は2019/1/16「ひげを生やすのは個人の自由」と指摘し、大阪市に慰謝料40万円の支払いを命じた。
これに対し、大阪市の吉村市長は「身だしなみ基準も含めたルール自体が合法なのに、守らなくていいなんて理屈通らない」と、控訴の意思を示した。
なんだこの判決。控訴する。 旧市営交通はサービス業。身だしなみ基準を定め、そのルール自体が合法なのに(判決)、守らなくていいなんて理屈通らない。身内の倶楽部じゃない。公務員組織だ。お客様の料金で成り立ち、トンネルには税金も入ってる。控訴だ。https://t.co/IGLn6LZWd7 @YahooNewsTopics
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) January 17, 2019
この件ではtwitter上では「ひげ」の賛否について議論が巻き起こったが、その中で、自衛隊のイラク派遣で隊長を務め、「ひげの隊長」と呼ばれた自民党の佐藤正久議員の名前が取り上げられることになった。そして佐藤議員は1/19に以下のようなコメントをtwitterに投稿した。
【自衛隊のヒゲ】
陸自では、品位を保つ義務はある一方、鼻ヒゲは認められている。ただ、あご髭はダメだ。それは防護マスク装着時に、ガスがヒゲとマスクの間から入って来る可能性もあるからだ。イラク派遣時には、毎朝、あご髭を剃るよう指導していた
またイラクでは鼻ヒゲはコミニュケーションにも益 pic.twitter.com/Wtr6XzwMq9— 佐藤まさひさ (@SatoMasahisa) January 19, 2019

サービス業である地下鉄職員なら、身だしなみを整えるのは基本。ひげは剃るべきだろう!

不精ひげは剃った方がいいが、鼻ひげはファッションと考えれば問題ないのではないか?裁判所が人格権の侵害と認めたといのなら、社内規定の方に問題があるのではないか?
あなたの意見はどっち?
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