8月29日放送の『バイキング』にゲスト出演した徳光和夫の発言に多くの批判が集まっています。

番組では、無賃乗車をしようとした若者が駅員に暴行を加えた動画を紹介しましたが、これに対して徳光は、「僕も若いころ、本来定期券を見せて(改札に)入るところを、オードリー・ヘップバーンの写真を(財布に)入れて入っていた」と、自身が過去にキセルを行っていたことをサラっと発言。これには坂上も「(番組に)来るたびに自分の犯歴を公表してくださってますけど・・・」と、過去にも何度も同じことがあったようで、困惑。
また番組では、「パチンコで当たりが出ないと台を叩く人がいる」という話題になりましたが、徳光は「それは当たり前ですよ」と、器物破損を肯定する発言。さすがに坂上でも「それは当たり前じゃないんです」とたしなめました。
徳光はこれまでも、数々の番組で暴言・悪行を繰り返しており、内容も酷すぎるので紹介します。
2019年6月16日放送の『路線バスで寄り道の旅』
・錦糸町駅前で赤ん坊を泣かせてしまったときにはマツコ・デラックスを指さして「こいつ見て泣けよ!」
・イタリアンレストランでは、料理を持ってきた女性店員に対して「愛嬌はあるけどあまりきれいじゃないよね」「正直失敗だったな」
・競艇では、1レース目から2万4000円をすり、「ダメだ」と舌打ちしうなだれたあげく、ゲストが待っているにも関わらずレース予想を続行。
・さらに大金をつぎ込んだ上、レース途中で転覆してしまったレーサーに対し「てめぇで泳いで帰れよ!って言いたいな」
2019年4月9日放送の『そんなコト考えた事なかったクイズ!』
徳光秀夫は読売ジャイアンツの狂信的なファンであることは周知の事実。
「日本で初の国民栄誉賞をもらった人は誰?」というクイズに対して、「王貞治」と正解できたのは30名中10人だけ。Kis-My-Ft2の千賀健永と二階堂高嗣は2人揃って「原辰徳監督」と解答していたが、徳光は席を立ち2人に近づくと、「右も左も分かんねえのかお前」と暴言。さらに、席に戻ったあとも不正解者に対し、「国籍変えろ」と言い放っていました。
2018年9月11日 『有吉弘行のダレトク!?』
・有吉の親子丼が完成し、MCが前振りをしようとしたが、徳光は進行を無視して親子丼を食べ始める。
・番組内で出された酒を飲み、どんどん顔が赤くなっていく徳光。突然隣の藤田ニコルに手を伸ばして肩をたたき、「可愛いねぇ!」とほめながら藤田のほおを手の甲で何回もなでまわす。
過去の伝説的な暴言
「巨人軍はまだ諦めない。広島の選手が乗った飛行機が墜落するかもしれないから」
1984年に広島東洋カープが優勝した時の発言。なお、この頃は羽田沖(1982年日航350便)・御巣鷹の尾根(1985年日航123便)等航空事故が多発していました。
「これで巨人軍は日本一だ!」
2000年に福岡ダイエーホークスの中継ぎ投手、藤井将雄が亡くなった時の発言。
「肌の色が違って、血液型もよくわからないような奴に王さんの記録を抜いてほしくない」
2001年にタフィ・ローズが王貞治の持つシーズン最多本塁打記録に並んだ時の発言。
毎年の24時間テレビ
徳光と言えば例年、日本テレビの24時間テレビに「泣き役」として出演しています。(感動系コーナーのVTRがあると、たいてい徳光が泣く姿が映されます)
しかし、こんなにも人権無視・コンプライアンス無視・不謹慎でもあり他人の気持ちを考えられない人物が、チャリティー番組である24時間テレビに出演していていいのでしょうか?はっきりいって、番組中でよく見る涙も全く信じられません。
近年、24時間テレビ自体の存在意義についても多くの批判が出ている状態ですが、徳光はその原因の一端を間違いなく担っていると思います。
なぜテレビ局は徳光の暴走を許すのか
実は、徳光の暴言・悪行をテレビ局側は認識しているんです。その上で、それを都合がいいとして徳光を番組に出演させているのです。『路線バスで寄り道の旅』で(いつものように)番組中に居眠りをする徳光に批判が集まった際に、広告代理店社員がコメントした内容にその真相が含まれています。
「この番組は徳光がただのオッサンであることに意味があるんです。大久保のグラビアを見たらニヤニヤと目尻を下げ、ピンクなことも平気で言い放ち、カメラが回っていてもグーグー眠る。実はこの高齢者らしい徳光の言動や行動に『自分を肯定されているようだ』と感じている男性視聴者が非常に多いようです。しかも、あきれられても否定されないポジションは一般的な中高年男性にとってはあこがれの的。『徳光さんのあの笑顔さえあれば何でも帳消しにできる』と感じている人も少なくないようです」
徳光和夫の「共演者への暴言」「番組中に居眠り」が許されるワケ - ライブドアニュース9月3日放送の「路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)にゲスト出演したお笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子。大久保は今年4月に「週刊大衆」で艶っぽさ全開のグラビアを披露して話題になったが、番組ナビゲー
つまりテレビ局側も、徳光を「ただのオッサン」と認識して起用しているんです。それが高齢者層の共感を得て、視聴率を取れるという算段らしいです。
ただ、これまでは数字さえ取れればよかったのかもしれませんが、コンプライアンスに敏感になっている近年の芸能界で、こんな「暴走オッサン」をのさばらせておいていいはずがありません。単純に、観ていて不愉快です。そして、24時間テレビのようなチャリティー番組への出演も、とても適切とは思えません。
番組制作側も、もうちょっと考えて欲しいものです。
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